MANUFACTURING PROCESS18リットル缶の製造工程
多様化するユーザーのニーズにお応えできるフレキシブルな生産ラインを構築
より高品質で高効率な生産に向けて、当社は積極的な設備投資を進めています。その製品づくりを支えているのは、蓄積された永年の加工技術・ノウハウと、それを実現する自動化された生産ラインです。
材料の加工から、溶接、組立、検査、梱包まで、一貫した生産システムを確立。
工程は、材料の切断加工、天板・地板の加工や組み立てなどがあり、これらがひとつになって効率的な生産ラインを形成しています。
18リットル缶には、コスト面、運搬の容易さ、省スペース、耐久性、汎用性など、数々のメリットがあります。
私たちは今後も一層の効率化・省力化に取り組み、缶の安定供給に努め、皆様の仕事に役立ってゆきたいと考えています。
製缶自動化ライン
切断加工
厚さ0.32mmの金属板を加工機械に通し、切断・折り曲げ・溶接を行ない、缶胴を製作します。
天板・地板加工
鋼鈑からプレス機械にて天板・地板を打抜き、必要に応じて取っ手や口金などの各種部材を取り付け、密封材を塗布します。
組立
加工済の天板・地板をそれぞれこのラインで缶胴と組合せ、その後で乾燥させて接合部を固めます。工程は専任のスタッフにより監視され、安全・確実に管理されています。
検査
乾燥を終えた全ての製品は、圧力検査機に送られ、1kPaの圧力をかけ気密性を調べます。チェックを終えた製品は、自動的に梱包され、倉庫へ運ばれます。
倉庫
梱包が済んだ製品は自社内の倉庫に保管され出荷の時を待ちます。ユーザーのみなさまのもとへ製品をお届けするまで、私たちが責任をもってお預かりいたします。
耐圧検査・落下テスト
缶体の品質に万全を期すため、工程中の製品をランダムに抜き取り、耐圧検査や落下テストを実施しています。耐圧検査は、缶内に20kPaの空気圧をかけ、気密性をチェックします。落下テストは、缶内の98%を水で満たし、1.2m~2mの高さから落下させて、水漏れや破損がないかを調べます。
営業
コミュニケーションを大切にしニーズにきめ細かくお応えします
営業スタッフはユーザーにとって有益な情報を提案できるアドバイザーであり、頼りになるプランナーであるべきです。そのために、私たちは積極的にユーザーとのコミュニケーションをはかり、対話の中からニーズをキャッチし、密度の高い企画・提案をいたしたいと考えています。どうぞ私たちに話をお聞かせください。品質、コスト、納期など、みなさまのニーズにきめ細かく対応できるように力を注ぎます。
配送
安全・確実にそしてスピーディにみなさまのもとへ商品をお届けします
生産ラインの拡充が一段落する中で配送部門のスピードアップが至上の課題となってきました。当社は、依頼を受け完成した製品を安全・確実にお届けするため、自社輸送体制を確立。業務のスピード化に力を注いでいます。配送エリアは福岡を中心に、北部九州・山口をカバー。セールス感覚を持ち、サービス精神に徹した配送スタッフが責任をもって業務を遂行いたします。